8ビートストロークとは?ギターのリズムの基本「ダウン・アップ」を楽しく身につけよう
「ジャン・ジャカ・ジャカ…」とコードをかき鳴らすストローク。その中でも、いちばん最初に覚えたいのが8ビートのストロークです。
8ビートはロック、ポップス、弾き語りなど、たくさんの曲で使われているリズムの基本中の基本。この記事では、8ビートストロークの仕組みと、上達のための3つのポイントを紹介します。後半では、ドラムに合わせて楽しく練習できるエクササイズ動画も紹介しますよ。
8ビートストロークとは?
8ビートとは、1小節を8つに分けて刻むリズムのことです。4拍子の曲なら、1拍を2つに分けて「1と・2と・3と・4と」と数えます(音楽の言葉でいうと8分音符です)。
ストロークでは、この8つをダウンとアップで交互に弾きます。
- ダウン(↓):「1・2・3・4」の表拍で弾く
- アップ(↑):「と」の裏拍で弾く
つまり「↓↑↓↑↓↑↓↑」と、腕を振り子のように一定のリズムで振り続けるのが8ビートストロークの基本です。

腕は止めずに振り続けるのがコツ
実際の曲では、8つ全部を弾くとは限りません。たとえば定番のパターン「ジャン・ジャカ・ッカ・ジャカ」のように、ところどころ弦に当てずに空振りする場所が出てきます。
このときも腕の動きは止めずに、弦に当てずに空振りするのがポイントです(「空ピッキング」と呼ばれます)。腕が振り子のように動き続けていれば、どんなパターンでもリズムが崩れにくくなります。
8ビートストロークを身につける3つのポイント
エクササイズ動画の中でもお話ししている、ストロークの基礎のために意識したい3つのポイントです。
- 肘から大きく振る
手首だけで小さく振るのではなく、肘を支点に腕全体で大きく振ります。ダウンだけで小さくならないように、大きな動きを心がけましょう。 - 振りを一定にする
ダウンだけ強くてアップが弱い、といったムラが出ないように、ダウンとアップの振りをそろえます。 - リズムに乗るのを楽しむ
1と2ができてくると、自然と体全体でリズムを感じられるようになります。「腕を振るのが楽しい!」と思えることは、ストロークができているかどうかの大切な目安です。
シンプルなポイントですが、初心者のころから10年以上ギターを弾いている今でも、常に意識していることです。
エクササイズ動画で練習しよう
この動画は、ドラムのリズムに乗りながら、見てまねするだけでストロークの基礎を一から身につけられるエクササイズです。曲を弾く前のウォーミングアップにもおすすめです。
練習の流れはこんな感じです。
- まずはダウンだけで、表拍を弾く
- 次にダウンの裏のアップも加えて、↓↑で弾く
- ダウンだけとダウン・アップを組み合わせて弾く
エクササイズ中は、ストロークのリズムがしっかり感じられるように左手で弦をミュートしてください。力を抜いてふわっと弦に触れるだけで、音が響かなくなります。コードを押さえなくていいので、右手のリズムだけに集中できますよ。
うまくいかないときは
- ピックが引っかかる・ずれる:ピックの持ち方や当て方を見直してみましょう(下の記事で解説しています)
- だんだん速くなる・遅くなる:メトロノームやドラムに合わせて、ゆっくりのテンポから練習しましょう
- 腕が疲れる:肩や手首に力が入っているかもしれません。腕の重さで振るイメージで、力を抜いてみましょう

8ビートができたら、次は16ビートへ
8ビートに慣れてきたら、1拍をさらに細かく4つに刻む16ビートに挑戦してみましょう。J-POPでよく使われる、ノリのいいストロークが弾けるようになります。

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